IBM SkillsBuildの評判は？無料でAIを学べるメリット・デメリットを徹底解説

IBM SkillsBuildとは？無料で学べるIBMの社会貢献プログラム

「IBM SkillsBuildって聞いたことはあるけど、一体どんなサービスなんだろう？」と思っている方も多いのではないでしょうか。

IBM SkillsBuildは、IT業界の巨人であるIBMが提供する社会貢献プログラムです。経歴や経験に関わらず、誰でも無料で高品質なオンライントレーニングを受けられる、画期的な学習プラットフォームです。

対象は高校生から大学生、社会人までと幅広く、AIやサイバーセキュリティ、データ分析といった最先端のITスキルから、ビジネスに役立つ実践的な知識まで、1,000を超える多様なコースが用意されています。これからの時代に求められるスキルを、自分のペースで学べるのが大きな魅力です。

IBM SkillsBuildの気になる評判・口コミを徹底調査

完全無料で利用できるIBM SkillsBuildですが、実際のところ、ユーザーからの評判はどうなのでしょうか？

この記事では、SNSやブログなどで見られるリアルな口コミを徹底的に調査し、良い点と注意すべき点をまとめてみました。

これからIBM SkillsBuildを使ってみようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

良い評判・口コミ

IBM SkillsBuildの評判を調べてみると、多くのユーザーから高い評価を得ていることがわかります。特に、以下の点が好評です。

• なんといっても完全無料
  一番の魅力は、やはりすべての講座を無料で受講できることでしょう。通常なら有料のUdemy講座まで無料で学べるのは、非常に魅力的です。
• 講座のラインナップが豊富
  AIやデータサイエンスといった専門的なITスキルから、ビジネスの基礎知識まで、1,000を超える多彩なコースが用意されています。初心者から上級者まで、自分のレベルに合った講座を見つけやすいのも嬉しいポイントです。
• スキルを証明できる
  講座を修了すると、学習の成果を証明する「デジタルバッジ」が発行されます。これは履歴書やSNSプロフィールに掲載でき、スキルのアピールにつながります。

このように、無料で手軽に始められるだけでなく、学習内容の質やキャリアに繋がる仕組みも高く評価されています。

悪い評判・口コミ（注意点）

多くのメリットがある一方で、IBM SkillsBuildを利用する上ではいくつか注意すべき点も挙げられています。

• 日本語の講座が限られることも
  グローバルなプラットフォームであるため、講座によっては日本語に対応していない場合があります。特に専門的な内容になると、英語のコンテンツが中心になる可能性も考慮しておきましょう。
• 手厚いサポートは限定的
  無料のプログラムという特性上、有料スクールのような専属メンターによる手厚いサポートは基本的にありません。わからないことがあっても、自分で調べて解決する姿勢が求められます。
• Udemyの利用には期間制限がある
  提携しているUdemyの講座は、利用開始から6ヶ月間といった期間制限が設けられていることがあります。受けたい講座は計画的に受講する必要があります。

これらの点は、自学自習が得意な方にとっては大きな問題にならないかもしれませんが、手厚いサポートを求める方にとってはデメリットに感じられるかもしれません。

評判からわかるIBM SkillsBuildの5つのメリット

ユーザーからの評判を総合すると、IBM SkillsBuildには大きく分けて5つのメリットがあることがわかります。

これらのメリットを理解することで、あなたがIBM SkillsBuildを最大限に活用するためのヒントが見つかるはずです。次の章から、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット1：完全無料で高品質な講座を受講できる

IBM SkillsBuild最大のメリットは、なんといってもすべての学習コンテンツが完全無料である点です。これは、IBMが社会貢献プログラムの一環として提供しているため実現しています。

通常、専門的なITスキルを学ぼうとすると高額な受講料が必要になることも少なくありません。しかし、IBM SkillsBuildでは、費用を一切気にすることなく、AIやサイバーセキュリティといった最先端の知識を学ぶことができます。スキルアップしたいけれど、金銭的な負担がネックになっていた方にとっては、まさに理想的なサービスと言えるでしょう。

メリット2：AIやITなど需要の高いスキルが学べる

IBM SkillsBuildでは、現代のビジネスシーンで需要が高まっているスキルを中心に学ぶことができます。特に、AI（人工知能）、データサイエンス、サイバーセキュリティといった分野の講座が充実しているのが特徴です。

これらのスキルは、多くの企業が求めているものであり、身につけることでキャリアアップやより良い条件での就労に繋がる可能性が高まります。IBMのようなテクノロジー業界のリーダーが提供するカリキュラムで学べるため、内容の信頼性も高く、実践的な知識を習得できます。

メリット3：Udemyの人気講座も一部無料で利用可能

IBM SkillsBuildのもう一つの大きな魅力は、世界最大級のオンライン学習プラットフォームである「Udemy」と提携している点です。これにより、Udemyで提供されている一部の人気講座を無料で受講することができます。

プログラミングやデザイン、マーケティングなど、Udemyの幅広いジャンルの講座にアクセスできるため、IBM SkillsBuild本体の講座と組み合わせることで、学習の幅がさらに広がります。有料でしか受けられなかった質の高い講座を無料で体験できる、非常に魅力的なメリットです。

メリット4：学習成果を証明する「デジタルバッジ」が取得できる

IBM SkillsBuildでは、特定のコースを修了すると、そのスキルを証明する「デジタルバッジ」を取得できます。このデジタルバッジは、世界共通の技術標準規格に準拠しており、オンライン上であなたのスキルを客観的に証明してくれるものです。

取得したバッジは、LinkedInなどのSNSプロフィールや、デジタルの履歴書に掲載することが可能です。これにより、採用担当者に対して自身が持つスキルを具体的にアピールでき、就職や転職活動を有利に進めるための強力な武器となります。

メリット5：自分のペースで学習を進められる

IBM SkillsBuildはオンライン完結型の学習プラットフォームなので、時間や場所に縛られずに学習を進めることができます。働きながらスキルアップを目指す社会人や、学業と両立したい学生にとって、自分のライフスタイルに合わせて学べるのは大きなメリットです。

また、学習スケジュールを自分で管理できるだけでなく、カレンダーに予定を登録する機能など、計画的に学習を進めるためのツールも用意されています。これにより、無理なく自分のペースで目標達成を目指すことが可能です。

評判からわかるIBM SkillsBuildの3つのデメリット（注意点）

多くのメリットがあるIBM SkillsBuildですが、利用する前に知っておきたいデメリットや注意点も存在します。

ここでは、評判や口コミから見えてきた3つのポイントを解説します。これらを事前に把握しておくことで、「思っていたのと違った」という事態を防ぐことができるでしょう。

デメリット1：日本語対応の講座が限られる場合がある

IBM SkillsBuildは全世界で展開されているプラットフォームのため、コンテンツの多くは英語で作成されています。日本語に対応している講座も増えてきてはいますが、特に最先端の技術や専門分野の深い内容になると、英語の講座しかない場合もあります。

英語の読解に抵抗がない方にとっては問題ありませんが、日本語だけで学習を進めたいと考えている方にとっては、選択肢が限られてしまう可能性があります。ただし、ブラウザの翻訳機能などを活用することで、ある程度はカバーすることも可能です。

デメリット2：専門的なサポート体制は限定的

IBM SkillsBuildは、あくまで自学自習を基本とした無料の学習プラットフォームです。そのため、有料のプログラミングスクールのように、専属のメンターがついて個別の質問に詳しく答えてくれる、といった手厚いサポート体制はありません。

もちろん、学習を進める上での基本的なガイダンスはありますが、専門的な内容でつまずいた際には、自分で解決策を探す必要があります。受け身の姿勢ではなく、能動的に学んでいく意欲が求められるサービスと言えるでしょう。

デメリット3：Udemyの無料利用には期間制限がある

大きなメリットであるUdemy講座の無料利用ですが、これには「登録から6ヶ月」といった期間制限が設けられている場合があります。この期間を過ぎると、無料でのアクセスができなくなる可能性があるため注意が必要です。

そのため、Udemyの講座を受講したい場合は、事前に学習計画を立て、期間内に修了できるよう計画的に進めることが重要です。「いつでも受けられる」と思っていると、せっかくの機会を逃してしまうかもしれません。

【AI初心者向け】IBM SkillsBuildで学べること

AIに興味を持ち始めたばかりの初心者にとって、IBM SkillsBuildは最適な学習プラットフォームの一つです。

専門的な内容だけでなく、AIの基本的な考え方から学べるコースが豊富に用意されています。ここでは、AI初心者がIBM SkillsBuildでどのようなことを学べるのかをご紹介します。

AIの基礎から学べるおすすめコース

IBM SkillsBuildには、AIの知識が全くない方でも安心して始められる入門コースがあります。例えば「AIの基礎」といったコースでは、AIとは何か、その歴史や倫理的な課題など、基本的な概念を体系的に学ぶことができます。

さらに、最近注目されている「生成AI」や、AIに的確な指示を出す「プロンプトの書き方」に関する新しいコースも提供されています。これらのコースを受講することで、AI技術の全体像を掴み、より専門的な学習へとスムーズに進むことができるでしょう。

データサイエンスやサイバーセキュリティも網羅

AIと密接に関連する分野である、データサイエンスやサイバーセキュリティについても、IBM SkillsBuildでは包括的に学ぶことができます。AIを支えるデータの扱いや分析方法、そしてAIを活用する上で欠かせないセキュリティの知識は、これからの技術者にとって必須のスキルです。

初心者向けの基礎講座から、より実践的な内容まで幅広くカバーしているため、自分の興味やキャリアプランに合わせて学習を進めることが可能です。AIだけでなく、その周辺領域の知識も身につけることで、より価値の高い人材を目指せます。

IBM SkillsBuildの登録方法を3ステップで解説

IBM SkillsBuildに興味が湧いたら、早速登録して学習を始めてみましょう。登録手続きはとても簡単で、いくつかのステップを踏むだけで利用を開始できますが、登録完了から学習開始まで数日かかる場合があります。

ここでは、公式サイトからアカウントを作成し、学習をスタートするまでの流れを3つのステップに分けて分かりやすく解説します。ただし、登録方法や連携サービスによっては3ステップ以上になる場合もあります。

STEP1：公式サイトへアクセスしアカウントを作成

まずは、IBM SkillsBuildの公式サイトにアクセスします。トップページにある登録ボタンから、アカウント作成ページに進んでください。

登録には、Googleアカウント、LinkedInアカウント、またはメールアドレスを使用できます。必要な情報を入力し、利用規約に同意すれば、アカウント作成は完了です。フリーランス協会などの提携団体経由で登録する場合は、各団体の案内に従って手続きを進めてください。

STEP2：興味のある分野を選択

アカウントを作成してログインすると、次にあなたの興味や学習したい分野を選択する画面が表示されます。ここでAI、データサイエンス、クラウドコンピューティングなど、気になるキーワードを複数選んでみましょう。

このとき選択した内容に基づいて、あなたにおすすめの講座や学習プランがダッシュボードに表示されるようになります。何から学べば良いか分からないという方でも、自分に合ったコースを簡単に見つけることができます。

STEP3：学習を開始

興味のある分野を選択し、初期設定が完了すれば、いよいよ学習のスタートです。ダッシュボードに表示されたおすすめのコースを選んでも良いですし、検索機能を使って特定のキーワードで講座を探すこともできます。

気になる講座を見つけたら、「学習を開始」ボタンをクリックして、ビデオ講義やテキスト教材での学習を始めましょう。自分のペースで、興味のある分野から自由に学んでいくことができます。

IBM SkillsBuildに関するよくある質問

ここでは、IBM SkillsBuildの利用を検討している方からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

サービス内容について、さらに詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。

本当にずっと無料ですか？

はい、IBM SkillsBuildの基本的な学習コンテンツはすべて無料で利用できます。これは、IBMが世界的な社会貢献活動の一環として提供しているプログラムだからです。

ただし、メリットの章でも触れた通り、提携しているUdemyの一部の講座については、利用開始から6ヶ月間といった期間制限が設けられている場合がありますので、その点だけご注意ください。

フリーランス協会に入らないと利用できませんか？

いいえ、フリーランス協会に加入していなくても、IBM SkillsBuildを利用することは可能です。公式サイトから直接個人として登録することができます。

ただし、フリーランス協会のようなパートナー団体を通じて登録すると、会員情報との連携がスムーズに行われたり、団体独自のサポートが受けられたりする場合があります。どちらの登録方法が自分に合っているか検討してみると良いでしょう。

修了証のようなものはもらえますか？

はい、IBM SkillsBuildではコースを修了すると、学習の証明として「デジタルバッジ」が発行されます。これは、従来の紙の修了証に代わるもので、オンラインで共有・証明が可能な世界標準規格の資格証明です。

取得したデジタルバッジは、自身のスキルを客観的に証明する手段として、就職や転職活動の際に履歴書やSNSプロフィールで活用することができます。

まとめ：IBM SkillsBuildの評判を調査した結果

この記事では、IBMの無料学習プログラム「IBM SkillsBuild」の評判について、メリット・デメリットを交えながら詳しく解説しました。

調査の結果、IBM SkillsBuildはAIやITスキルを学びたい初心者にとって、非常に価値の高いサービスであることがわかりました。完全無料で高品質な講座を受けられる点や、学習成果をデジタルバッジで証明できる点は、他のサービスにはない大きな魅力です。

一方で、日本語対応講座の数に限りがあり、専門的なサポートは限定的なため、自律的に学習を進められる人に向いているサービスと言えるでしょう。この記事で紹介したメリット・デメリットを参考に、ぜひIBM SkillsBuildをあなたのスキルアップに役立ててください。