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Midjourneyは、簡単なテキスト(プロンプト)を入力するだけでプロ級のロゴデザインを生み出せる、画期的な画像生成AIです。しかし、その能力を最大限に引き出すためには、いくつか知っておくべき大切なポイントがあります。
これからロゴ作成を始める方がつまずきやすいポイントを3つに絞って解説します。具体的には、「有料プランへの登録」「文字生成の特性」「プロンプトの作り方のコツ」です。これらの注意点を事前に押さえておくことで、よりスムーズかつ効率的に、理想のロゴ作成を進められます。
現在、Midjourneyでロゴを生成するには、いずれかの有料プランへの登録が必須です。 以前は無料トライアルがありましたが、現在は停止されているため、利用を開始するには料金プランを選択する必要があります。
有料プランに登録すれば、生成したロゴを商用利用する権利も得られます。 プランはBasic、Standard、Pro、Megaなど複数用意されており、生成できる画像の枚数や速度に応じて選べます。 まずは一番安価なプランから始めて、必要に応じてアップグレードを検討するのがおすすめです。
Midjourneyでロゴを作成する上で、最も重要な注意点の一つが、文字(テキスト)の生成が苦手であることです。 プロンプトで特定の文字を指定しても、意図しない文字列になったり、形が崩れたりすることがよくあります。
最新バージョンでは文字生成の精度が向上しているものの、まだ完璧とは言えません。 そのため、基本的な制作フローとしては、まずMidjourneyでシンボルやアイコン部分のデザインを生成し、その後にCanvaやPhotoshopといった外部のデザインツールを使って文字を追加する方法が一般的です。
理想のロゴに近づけるためには、プロンプトの作り方が鍵となります。ここで大切なのが、最初から要素を詰め込みすぎないことです。 長く複雑なプロンプトはAIが解釈しきれず、かえってイメージからかけ離れた結果を生む原因になりがちです。
まずは「minimalist logo, a fox(ミニマルなロゴ、一匹の狐)」のように、ごくシンプルなキーワードから始めてみましょう。 そして、生成された画像を見ながら、「flat design(フラットデザイン)」「blue and green(青と緑)」といったスタイルや色の要素を少しずつ追加していくのが成功への近道です。 この試行錯誤のプロセス自体を楽しむことが、Midjourneyを使いこなすコツです。
Midjourneyでクオリティの高いロゴを効率的に作成するには、いくつかおすすめの基本設定があります。設定は、Discordのチャット欄に「/settings」と入力してエンターキーを押すことで、いつでも変更可能です。
まず、最新のバージョンを選択しましょう。新しいバージョンほど高機能で、より精細な画像を生成できます。また、ロゴデザインにおいては、Midjourney特有のアーティスティックな表現を少し抑えたい場合があります。その際は「Style RAW」モードを選択すると、プロンプトにより忠実な結果が得やすくなります。
Midjourneyでイメージ通りのロゴを生成するには、プロンプトに含めるべきいくつかの基本要素があります。これらの要素を組み合わせることで、AIに対して具体的で明確な指示を与えられます。
これから紹介する6つの要素を意識するだけで、ロゴのクオリティは格段に向上します。 具体的には以下の通りです。
次の項目から、それぞれの要素について詳しく解説していきます。
プロンプトを作成する上で、最も基本的かつ重要なのが「テーマ」、つまり「何のロゴであるか」を明確に伝えることです。 これを最初に指定することで、AIが生成するデザインの全体的な方向性が定まります。
プロンプトは「logo design for ◯◯」や「Logo for a ◯◯」といった形で始めるのがおすすめです。 例えば、カフェのロゴなら「logo for a coffee shop」、IT企業なら「logo for a tech startup」のように、業種やサービス内容を具体的に記述しましょう。これだけで、AIは適切な雰囲気やモチーフを提案しやすくなります。
テーマが決まったら、次にロゴの「スタイル」を指定し、デザインの方向性を具体的にしましょう。スタイルを指定することで、ロゴの印象を大きくコントロールできます。
ロゴデザインでよく使われるスタイルには、以下のようなものがあります。
これらのキーワードをプロンプトに追加するだけで、例えば「University logo, Vintage style」のように、簡単にヴィンテージ感あふれる大学のロゴを生成できます。
ロゴにブランドを象徴する具体的な「モチーフ」を入れたい場合、その名称をプロンプトに直接記述します。 モチーフは、会社の製品やサービス、理念などを視覚的に伝える重要な要素です。
例えば、コーヒーショップなら「a coffee bean(コーヒー豆)」、アウトドアブランドなら「a mountain(山)」、IT企業なら「a circuit board(回路基板)」といったキーワードが考えられます。具体的で分かりやすい単語を選ぶことが、イメージ通りのアイコンを生成するコツです。
ロゴの印象を決定づける「カラー」も、プロンプトで細かく指定することが可能です。ブランドカラーが決まっている場合は、その色を直接指定することで、デザインに一貫性を持たせられます。
色の指定方法はいくつかあります。
グラデーションを加えたい場合は、「gradient」というキーワードも有効です。
前述の通り、Midjourneyは文字生成が苦手ですが、最新のV6バージョンでは機能が向上しています。 どうしてもロゴデザインに文字を含めたい場合は、挑戦してみる価値はあります。
文字を指定する際は、プロンプト内で`text \”WORD\”`のように、入れたい文字をダブルクォーテーションで囲むのがコツです。フォントのスタイルも「serif font(セリフ体)」や「calligraphy(カリグラフィー)」のように指定できますが、必ずしも正確に反映されるわけではありません。
現状では、文字生成はまだ発展途上の機能と言えます。そのため、基本的にはシンボルマークの生成に集中し、文字は後から別のツールで追加する方法が確実でおすすめです。
ロゴを生成していると、意図しない要素が描かれてしまうことがあります。そんな時に役立つのが、特定の要素を排除するための「ネガティブプロンプト」です。
プロンプトの末尾に`–no ◯◯`というパラメータを追加することで、◯◯に指定したものを描かないようにAIへ指示できます。 例えば、ロゴをシンプルにしたい場合には、以下のような指定が有効です。
この機能を活用することで、より洗練されたクリーンなロゴデザインを目指せます。
ここからは、具体的なプロンプトの実例をデザインの目的別に分けてご紹介します。Midjourneyはプロンプト次第で、ミニマルなシンボルから複雑なエンブレムまで、多種多様なロゴを生成できます。
紹介するプロンプトは、そのままコピーして使えるだけでなく、自分の目的に合わせて単語を入れ替えることで簡単に応用できます。ぜひ、これらの実例を参考に、あなたのアイデアを形にしてみてください。
企業やブランドの象徴となる、シンプルなシンボルマークのロゴです。単体でも認識しやすく、様々な媒体で使いやすいのが特徴です。
minimalist logo, a single leaf, vector, flat design, white background --no text
gradient logo, letter S, vibrant colors, abstract shape, modern, on a black background
Japanese style logo, a crane, in a circle, red and black, ink wash painting style, minimal
vector logo, icon of a rocket, simple, clean lines, --no details
具体的なモチーフではなく、抽象的な形や幾何学的な図形を組み合わせて作成するロゴです。先進性や創造性を表現したいIT企業やコンサルティングファームなどによく合います。
abstract logo for a tech company, flowing lines, blue and green, sense of connection
geometric logo, a wolf head, made of triangles, sharp lines, minimalist, vector
3d logo, cube, glossy, futuristic, neon colors
vector logo, smooth and blobby shape, flat color
紋章や盾のような枠の中に、シンボルや文字を組み合わせた伝統的なスタイルのロゴです。歴史や権威、高級感を表現するのに適しています。
vintage emblem logo for a coffee roaster, with a coffee bean, circle badge, detailed, engraving style
modern emblem for a car brand, shield shape, metallic finish, sleek, minimalist
sports team emblem, a fierce eagle, bold lines, red and white, mascot logo
ブランドを代表するキャラクターをデザインしたロゴです。 親しみやすさや楽しさを伝えたいサービスや商品に最適で、特にゲームや食品、子ども向けブランドなどで効果を発揮します。
mascot logo of a friendly robot, cartoon style, for a tech blog, simple, vector
mascot logo for a gaming team, a ninja fox, cute but cool, Japanese anime style
mascot for a bakery, a smiling cupcake character, cheerful, pastel colors
社名やブランド名をデザインした文字ベースのロゴです。 Midjourney V6の登場により文字生成の精度が向上したため、挑戦の幅が広がりました。ただし、完璧な生成はまだ難しいため、デザインのたたき台として活用するのがおすすめです。
typography logo, text \"NEXUS\", futuristic font, bold, simple, black and white
lettermark logo, the letter \"A\", elegant serif font, with a small leaf integrated
calligraphy logo, text \"Bloom\", flowing script, feminine, pink
シンボルマークとワードロゴを組み合わせた、最も一般的なタイプのロゴです。 しかし、現在のMidjourneyでは、シンボルと意図した文字を同時に、かつ綺麗に生成するのは非常に難易度が高いのが実情です。
そのため、推奨される方法は、まずMidjourneyで高品質なシンボルロゴの生成に集中し、その後Canvaなどの外部ツールでテキストを追加するという「分業」です。この方法であれば、それぞれの要素のクオリティを最大限に高めることができ、バランスの取れた完成度の高いロゴを作成できます。
基本的なプロンプトの作り方をマスターしたら、次は一歩進んだ応用テクニックでロゴのクオリティをさらに引き上げてみましょう。ここでは、プロのデザイナーのような作風を再現するヒントや、Midjourneyだけでは完結しない作業を補う便利な外部ツールの活用術をご紹介します。
これらのテクニックを使えば、アイデア出しの幅が広がり、生成されたデザインをより実用的なロゴデータとして仕上げることが可能になります。少しの工夫で、あなたのロゴはさらに魅力的なものになるでしょう。
生成AIの面白いテクニックの一つに、著名なアーティストやデザイナーの名前をプロンプトに含めることで、その作風を模倣する方法があります。 ロゴデザインの分野でもこのテクニックは有効で、特定のスタイルを再現したい場合に非常に役立ちます。
例えば、伝説的なロゴデザイナーであるポール・ランド(Paul Rand)やソール・バス(Saul Bass)の名前を「in the style of ◯◯」という形でプロンプトに追加してみましょう。 すると、彼らの特徴である幾何学的な構成や大胆な色使いを反映したロゴが生成されやすくなります。ただし、著作権には十分配慮し、あくまでデザインのインスピレーションやアイデア出しとして活用しましょう。
Midjourneyで生成した画像は、通常、白い背景などが含まれています。ロゴとして使用するためには、この背景を透過させる作業が必要です。また、前述の通り、正確な文字入れも外部ツールで行うのが基本です。
そこでおすすめなのが、CanvaやAdobe Expressといったデザインツールです。これらのツールには、アップロードした画像の背景をワンクリックで除去する機能が備わっています。 さらに、豊富なフォントを使って自由に文字を追加したり、レイアウトを調整したりすることも簡単です。
生成したロゴをベクターデータに変換したい場合は、Vectorizer.AIやAdobe Illustratorの画像トレース機能などを活用すると、拡大・縮小しても画質が劣化しないデータを作成できます。
Midjourneyでロゴを作成する上で、避けては通れないのが、商用利用や著作権に関するルールです。特にビジネスでロゴを使用する場合、利用規約を正しく理解しておくことが非常に重要です。
ここでは、有料プランにおける商用利用の可否と、ロゴを法的に保護するための商標登録に関する注意点について解説します。安心してロゴを活用するためにも、これらのポイントをしっかり押さえておきましょう。
Midjourneyの利用規約では、有料プランのユーザーが生成した画像は、原則として商用利用が許可されています。 これにより、自社のウェブサイトや名刺、商品パッケージなどに作成したロゴを使用することが可能です。
有料プランに加入している限り、生成したアセットの所有権はユーザーに帰属します。ただし、年間総収入が100万ドルを超える企業は、より上位のProプランまたはMegaプランへの加入が義務付けられている点に注意が必要です。 利用規約は将来的に変更される可能性もあるため、定期的に公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。
Midjourneyで作成したロゴを商用利用することは可能ですが、それを商標として登録するには、いくつかのハードルがあります。AIによって生成されたデザインは、多くの国で著作権の保護対象とは見なされにくく、独自性や識別性を証明することが難しいのが現状です。
また、他のユーザーが偶然にも似たようなデザインを生成してしまう可能性もゼロではありません。そのため、Midjourneyで生成したロゴをそのまま商標出願しても、認められない可能性があります。
もし商標登録を真剣に検討している場合は、生成されたロゴをベースに、デザイナーなど人間による創作的な修正や加工を大幅に加える必要があります。その上で、弁理士といった法律の専門家へ相談することを強く推奨します。
この記事では、Midjourneyを使ってプロ級のロゴを生成するための注意点、プロンプトのコツ、具体的な実例、そして応用テクニックまでを網羅的に解説しました。Midjourneyはアイデアを瞬時に視覚化できる、非常にパワフルなデザインツールです。
有料プランへの登録が必須であること、文字生成が苦手であるといった特性を理解し、シンプルなプロンプトから試行錯誤を重ねることが成功の鍵です。また、Canvaなどの外部ツールと組み合わせることで、その可能性はさらに広がります。
商用利用は可能ですが、商標登録には注意が必要です。これらのポイントを踏まえ、ぜひあなたもMidjourneyを活用し、世界に一つだけのオリジナルロゴを作成してみてください。
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