【2025年最新】ロゴ作成AIツールおすすめ14選!無料・商用利用OKなサイトを徹底比較

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  1. 多数のWebサイトを分析して執筆しました。
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  3. AIも完璧ではありません。お気づきの点はご指摘ください。

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AIでロゴ作成はここまで進化!初心者でもプロ級デザインが無料から

かつてロゴ作成は、専門のデザイン知識や高価なソフトを持つデザイナーの領域でした。しかし、近年のAI(人工知能)技術の目覚ましい進化が、その常識を覆しています。今では、デザイン経験が全くない初心者でも、プロが作成したような高品質なロゴを、しかも無料から作成できるようになったのです。

AIロゴ作成ツールは、作りたいロゴのイメージを簡単な言葉で入力したり、いくつかの質問に答えたりするだけで、AIが自動的に多様なデザイン案を生成してくれます。これにより、時間と費用を大幅に節約できるだけでなく、自分では思いつかなかったような新しいアイデアに出会える可能性も広がりました。スタートアップ企業や個人事業主にとって、ブランディングの第一歩を、かつてないほど手軽に踏み出せるようになりました。

AIでロゴを作成する4つのメリット

AIを活用してロゴを作成することには、従来の制作方法にはない多くのメリットがあります。特に、時間やコスト、専門知識の壁を乗り越えられる点は、多くの人にとって大きな魅力です。ここでは、AIロゴ作成がもたらす具体的な4つのメリットを詳しく解説します。

デザイン知識がなくてもプロ級のロゴが作れる

AIロゴ作成ツールの最大のメリットは、デザインの専門知識やスキルが一切なくても、誰でも簡単に質の高いロゴを作れる点にあります。多くのツールは直感的な操作性を備えており、画面の指示に従って業種や好みのスタイル、色などを選ぶだけで、AIがデザインの原則に基づいてロゴを自動生成してくれます。

これにより、これまでデザイナーに依頼しなければならなかったプロレベルのデザインを、自分自身の手で生み出すことが可能になりました。特に、リソースが限られているスタートアップや小規模事業者にとっては、強力な味方になります。

費用と時間を大幅に削減できる

デザイナーにロゴ作成を依頼すると、数万円から数十万円の費用と、数週間以上の時間が必要になるのが一般的です。しかし、AIロゴ作成ツールを使えば、そのコストと時間を劇的に削減できます。

多くのツールには無料プランが用意されており、有料プランでも比較的安価な料金設定になっています。さらに、デザイン案の生成は数秒から数分で完了するため、打ち合わせや修正のやり取りにかかる時間も必要ありません。このスピード感は、迅速な事業展開が求められる現代のビジネスにおいて大きなアドバンテージです。

豊富なデザイン案から選べてカスタマイズも自由

AIは、一度に数十から数百という非常に多くのデザインバリエーションを瞬時に生成できます。人間のデザイナーが手作業でこれだけの数の案を出すのは困難であり、AIならではの大きな強みと言えるでしょう。豊富な選択肢の中から、自分のイメージに最も近いものを選べるのは大きな魅力です。

さらに、選んだデザイン案をベースに、色やフォント、アイコンの配置などを自由に変更できるカスタマイズ機能も充実しています。AIが生成したデザインをたたき台にして、自分だけのオリジナルロゴを追求していくことが可能です。

ロゴ以外のブランディング素材も一括で作成可能

優れたAIロゴ作成ツールの多くは、単にロゴを作るだけでなく、名刺、SNSのプロフィール画像、レターヘッドといった、統一感のあるブランディング素材を一括で生成する機能を備えています。これは「ブランドキット」と呼ばれ、ブランディングを強力にサポートします。

ロゴデザインと連動した各種素材が自動で作成されるため、ブランドイメージの一貫性を簡単に保つことができます。これにより、専門のデザイナーに依頼することなく、手軽に本格的なブランド構築の第一歩を踏み出すことが可能になります。

【一覧比較表】ロゴ作成におすすめのAIツール14選

ここでは、2025年最新のおすすめAIロゴ作成ツール14選を一覧表でご紹介します。無料プランの有無、日本語への対応、商用利用の可否、そして各ツールの特徴をまとめました。あなたの目的やスキルに合った最適なツールを見つけるための参考にしてください。

ツール名料金日本語対応商用利用特徴
Canva無料あり豊富なテンプレートと素材。ロゴ以外のデザインも可能。
Adobe Express無料ありAdobeフォントが利用可能。高品質なデザインが簡単。
Wix ロゴメーカー無料あり質問に答えるだけでAIがロゴを提案。Wixサイトとの連携も。
DesignEvo無料あり10,000以上のテンプレートから選択可能。
Renderforest無料ありロゴ、動画、Webサイトまで作れる統合プラットフォーム。
Sologo無料あり日本の市場やデザインに特化。シンプルな操作性。
Looka有料のみ△ (英語推奨)AIによる高品質なデザイン提案とブランドキットが強力。
Designs.ai有料のみロゴ、動画、音声などをAIで一括作成できるスイート製品。
Tailor Brands有料のみ△ (英語推奨)ロゴ作成から事業設立サポートまで行う総合ブランディングツール。
Logomaster.ai有料のみ手頃な価格で高品質なロゴが作成可能。
Midjourney有料のみ△ (英語プロンプト)プロンプト次第で非常に独創的で高品質な画像を生成。
Illustroke有料のみ△ (英語プロンプト)テキストからベクター形式(SVG)のイラストを生成。

【無料・日本語対応】おすすめAIロゴ作成ツール7選

「まずは無料で試してみたい」「日本語で安心して使いたい」という方のために、無料プランがあり、かつ日本語にしっかりと対応しているおすすめのAIロゴ作成ツールを7つ厳選しました。デザイン初心者の方でも直感的に操作できるツールばかりなので、気軽に試してみてください。

Canva (キャンバ)

Canvaは、ロゴ作成はもちろん、プレゼン資料やSNS投稿画像など、あらゆるデザインをオンライン上で作成できる非常に人気の高いツールです。ロゴ作成機能にもAIが活用されており、豊富なテンプレートと素材を組み合わせて、誰でも簡単におしゃれなロゴを作ることができます。

日本語フォントの種類が非常に多く、日本のユーザーにとって使いやすいのが大きな魅力です。無料プランでも多くの機能を利用でき、作成したロゴは商用利用も可能なので、多くの人にとって第一候補となるツールです。

Adobe Express (アドビエクスプレス)

PhotoshopやIllustratorで知られるAdobe社が提供するAdobe Expressは、デザインのプロでなくても簡単に高品質なグラフィックを作成できるツールです。ロゴメーカー機能も無料で利用でき、AIがユーザーの入力に基づいてデザイン案を提案してくれます。

最大の強みは、プロ品質のAdobe Fontsを無料で利用できる点です。洗練されたフォントを使うだけで、ロゴ全体のクオリティが格段に上がります。作成したロゴは商用利用も可能で、信頼性の高いツールです。

Wix ロゴメーカー

ホームページ作成サービスで有名なWixが提供するロゴメーカーです。最大の特徴は、AIとの対話形式でロゴデザインを進めていく点です。業種やデザインの好みに関するいくつかの質問に答えるだけで、AIがあなたのビジネスに合ったロゴデザインを複数提案してくれます。

生成されたロゴは、色やテキスト、アイコンなどを自由にカスタマイズ可能です。無料でサンプル画像を作成でき、気に入ったデザインが見つかれば、高解像度ファイルや商用利用権を含む有料プランを購入する仕組みです。

DesignEvo (デザインエボ)

DesignEvoは、10,000種類以上という膨大な数のロゴテンプレートが用意されているのが特徴のロゴ作成ツールです。業種やキーワードで検索すれば、イメージに近いテンプレートがすぐに見つかります。

テンプレートをベースに、数百万点のアイコンや100種類以上のフォントを組み合わせて自由にカスタマイズできます。無料プランでは低解像度の画像しかダウンロードできませんが、ツールの使い勝手を試すには十分です。商用利用可能な高解像度ファイルは、有料プランで購入できます。

Zoviz

Zovizは、いくつかの簡単な質問に答えるだけで、AIがロゴデザインと包括的なブランドキットを自動で生成してくれるツールです。ロゴ単体だけでなく、ブランド全体の統一感を重視したい場合に特に役立ちます。

生成されるブランドキットには、ロゴのカラーパレット、使用フォント、名刺やSNS用のデザインなどが含まれており、ブランディングに必要な素材を一度に揃えることができます。日本語にも対応しており、操作もシンプルで分かりやすいのが特徴です。

Renderforest (レンダーフォレスト)

Renderforestは、ロゴ作成だけでなく、動画制作、ウェブサイト構築、モックアップ作成なども行える統合型のデザインプラットフォームです。AIロゴメーカー機能では、20種類以上のスタイルから好みのものを選択し、会社名や説明を入力するだけでAIがデザインを提案してくれます。

様々なデザインツールが一つにまとまっているため、ロゴ作成をきっかけに、プロモーションビデオやウェブサイトなど、他のブランディング素材も同じプラットフォーム上で一貫性を持って作成したいと考えているユーザーに適しています。

Sologo

Sologoは、日本の市場やデザインのトレンドを意識して開発された、比較的新しいAIロゴ作成ツールです。シンプルなインターフェースが特徴で、会社名を入力し、業種や好みの色を選ぶといった簡単なステップで、誰でも手軽にロゴデザインを生成できます。

商用利用のライセンスが明確で、安心してビジネスに活用できる点も魅力です。日本語のフォントやデザインにこだわりたいけれど、複雑な操作は苦手という方に特におすすめのツールです。

【高品質・多機能】おすすめの有料AIロゴ作成ツール7選

無料ツールでも十分な品質のロゴは作成できますが、「よりデザイン性の高い、ユニークなロゴが欲しい」「ブランディング全体をサポートしてほしい」というニーズには、有料ツールが応えてくれます。ここでは、プロのデザイナーが作成したような高品質なロゴや、多機能性を誇るおすすめの有料AIロゴ作成ツールを7つご紹介します。

Looka (ルッカ)

Lookaは、AIによるデザイン提案の質の高さで世界的に評価されているロゴ作成ツールです。会社名や業種、好みのスタイルなどを入力すると、非常に洗練されたモダンなデザインのロゴ案を多数生成してくれます。

Lookaの強みは、ロゴだけでなく、名刺やSNSカバー画像など20種類以上のブランディング素材をまとめた「ブランドキット」を自動で作成してくれる点にあります。ブランドイメージの統一を重視する企業にとって、非常に強力なツールです。

Brandmark (ブランドマーク)

Brandmarkは、ミニマルで洗練されたデザインのロゴを生成することに長けたAIツールです。いくつかのキーワードを入力するだけで、AIが色の組み合わせやタイポグラフィを考慮した、プロフェッショナルなロゴデザインを瞬時に提案してくれます。

生成されたロゴのカスタマイズ性も高く、アイコンのアイデアをAIに求めたり、デザインのバランスを自動で調整させたりといった高度な編集が可能です。デザインの質にこだわりたいユーザーから高い支持を得ています。

Designs.ai (デザインズエーアイ)

Designs.aiは、ロゴ作成だけでなく、動画、バナー、ナレーション音声などをAIで一括作成できる統合デザインプラットフォームです。Logomaker機能では、入力した情報に基づいてAIが数千ものデザイン案を生成し、スマートエディターで簡単にカスタマイズできます。

このツールの最大のメリットは、作成したロゴを使って、シームレスに他のマーケティング素材を作成できる点です。ブランドイメージを一貫させながら、様々なコンテンツを効率的に制作したい企業やマーケターに最適なソリューションです。

Tailor Brands (テイラーブランズ)

Tailor Brandsは、単なるロゴ作成ツールにとどまらず、ビジネス全体のブランディングを支援する総合的なプラットフォームです。AIロゴメーカーは非常に直感的で、ユーザーの好みを学習しながら、パーソナライズされたデザインを提案してくれます。

ロゴ作成後、そのデザインに基づいたウェブサイトの自動構築、デジタル名刺の作成、さらには商標登録のサポートまで、事業の立ち上げに必要な様々なサービスをワンストップで提供しているのが大きな特徴です。

Logomaster.ai (ロゴマスターエーアイ)

Logomaster.aiは、プロ品質のロゴを比較的手頃な価格で作成できる、コストパフォーマンスに優れたツールとして人気があります。操作は非常にシンプルで、いくつかのステップに従うだけで、誰でも簡単に美しいロゴをデザインできます。

他の高価なツールと比較しても遜色のないデザイン品質でありながら、買い切り型の料金プランが用意されているため、サブスクリプションを避けたいユーザーにもおすすめです。商用利用権や各種ファイル形式もプランに含まれており、安心してビジネスに利用できます。

Midjourney (ミッドジャーニー)

Midjourneyは、テキスト(プロンプト)を入力することで、非常に高品質で芸術的な画像を生成できるAI画像生成サービスです。本来はロゴ専用ツールではありませんが、その高い表現力を活かして、独創的なロゴのアイコンやシンボルを作成するユーザーが増えています。

ただし、テキストを正確に描画するのは苦手なため、主にグラフィック部分の生成に利用し、文字は後から別のデザインソフトで追加するのが一般的です。思い通りのデザインを生成するにはプロンプトの工夫が必要ですが、他にはない完全オリジナルのロゴを目指すクリエイター向けの選択肢です。

Illustroke

Illustrokeは、Midjourneyなどとは異なり、テキストからベクター形式(SVG)のイラストを生成することに特化したユニークなAIツールです。ベクター形式は、どれだけ拡大しても画質が劣化しないため、ロゴデザインにおいて非常に重要です。

簡単なキーワードを入力するだけで、様々なスタイルのベクターイラストを生成してくれます。生成されたイラストは、Adobe Illustratorなどの専門ソフトで自由に編集・加工できるため、AIによるアイデア出しと、デザイナーによる仕上げを組み合わせるハイブリッドな制作フローに適しています。

失敗しない!AIロゴ作成ツールの4つの選び方

数多くのAIロゴ作成ツールの中から、自分に最適なものを選ぶのは簡単なことではありません。デザインの品質や操作性はもちろん、ビジネスで安心して使うための権利関係や、将来的な使い勝手まで考慮する必要があります。ここでは、ツール選びで失敗しないために必ずチェックすべき4つの重要なポイントを解説します。

商用利用の可否と利用規約

作成したロゴを会社のロゴや商品、Webサイトなどで使用する場合、「商用利用」が可能であることが絶対条件です。ほとんどのツールでは商用利用が可能ですが、無料プランの場合はクレジット表記が必要であったり、利用範囲に制限があったりする場合があります。

後々のトラブルを避けるためにも、必ず公式サイトの利用規約やライセンスに関する項目を事前に確認しましょう。特に、作成したロゴの著作権が誰に帰属するのか、商標登録は可能かといった点は重要なチェックポイントです。

カスタマイズ性と操作のしやすさ

AIが生成したデザインを、どれだけ自分のイメージに近づけられるかが重要です。フォントの種類やサイズ、色の変更、アイコンの差し替え、レイアウトの微調整など、細かいカスタマイズが可能かどうかを確認しましょう。

また、これらの編集作業が直感的に行えるかどうかも大切なポイントです。多くのツールには無料のお試し期間やプランがあるので、実際に触ってみて、自分にとって使いやすいインターフェースかどうかを確かめることをおすすめします。

デザインの品質と独自性

AIが生成するロゴの品質は、ツールによって様々です。公式サイトの作例や他のユーザーのレビューを参考にして、そのツールがどのようなデザインスタイルを得意としているのか、品質は自分の求めるレベルに達しているかを見極めましょう。

また、テンプレートに依存しすぎているツールだと、他の企業と似たようなデザインになってしまう可能性があります。AIが多様なバリエーションを生成してくれるか、またカスタマイズによって十分に独自性を出せるかどうかも、ツール選びの重要な基準です。

料金体系とダウンロード形式(ベクター形式対応か)

料金体系は、月額または年額のサブスクリプション制と、ロゴデータを一回買い切る形式に大別されます。どのような支払い方法が自分の使い方に合っているかを検討しましょう。無料プランでできることと、有料プランで何が追加されるのかを正確に把握することも大切です。

特に重要なのが、ダウンロードできるファイル形式です。Webサイトで使うPNGやJPGだけでなく、印刷物や看板など、様々なサイズでロゴを使用するためには、拡大しても画質が荒れない「ベクター形式」(SVG、EPS、PDFなど)が必須です。多くの無料プランではベクター形式に対応していないため、ビジネスで本格的に使用するなら、ベクター形式でダウンロードできる有料プランの利用を検討しましょう。

4ステップで簡単!AIを使ったロゴ作成の具体的な手順

AIロゴ作成ツールは、直感的に使えるものがほとんどですが、いくつかのポイントを押さえることで、よりスムーズに、そして理想に近いロゴを作成することができます。ここでは、初めての方でも迷わないように、ブランドイメージの言語化からロゴのダウンロードまで、具体的な4つのステップに分けて解説します。

STEP1: ブランドイメージを言語化する(プロンプトのコツ)

AIに良いデザインを提案してもらうためには、まず自分たちがどのようなブランドでありたいか、そのイメージを明確に言語化することが非常に重要です。これは、画像生成AIにおける「プロンプト」を作成する作業に似ています。

以下の要素について、キーワードを書き出してみましょう。

  • 事業内容:(例:カフェ、ITコンサル、ハンドメイド雑貨)
  • ブランドの価値観:(例:信頼、革新、親しみやすい、高級感)
  • ターゲット顧客:(例:20代女性、ファミリー層、経営者)
  • デザインの雰囲気:(例:シンプル、モダン、レトロ、未来的、温かい)

これらのキーワードが、AIにブランドのコンセプトを正確に伝えるための土台となります。

STEP2: AIツールでデザイン案を生成する

次に、選んだAIロゴ作成ツールにアクセスし、STEP1で言語化したブランドイメージを入力していきます。多くのツールでは、以下のような情報を入力または選択するよう求められます。

  • 会社名・ブランド名を入力する
  • 業種やカテゴリを選択する
  • デザインのスタイルやキーワードを選ぶ(例:モダン、エレガントなど)
  • 好みの色を選択する
  • 好きなアイコンやシンボルを選ぶ

これらの情報を入力して生成ボタンをクリックすると、AIが数秒から数分で多数のロゴデザイン案を提案してくれます。

STEP3: ロゴデザインを編集・カスタマイズする

AIが生成したデザイン案の中から、最もイメージに近いものをいくつか選び、編集画面に進みます。ここからが、ロゴにオリジナリティを加えるための重要なステップです。

多くのツールには、以下のような編集機能が備わっています。

  • テキストの編集:フォントの種類、サイズ、太さ、文字間隔の変更
  • 色の変更:カラーパレットから選んだり、特定の色コードを入力したりして調整
  • アイコンの変更・調整:別のアイコンに差し替えたり、サイズや位置を調整
  • レイアウトの調整:テキストとアイコンの配置バランスを変更

納得がいくまで、様々な組み合わせを試してみましょう。

STEP4: 最終調整してダウンロードする

デザインのカスタマイズが完了したら、最終的なプレビューで全体像を確認します。問題がなければ、ロゴデータをダウンロードします。この際、用途に応じたファイル形式を選択することが重要です。

一般的には、以下のようなファイル形式が提供されます。

  • PNG:背景が透明な画像。WebサイトやSNSでの使用に最適。
  • JPG:一般的な画像形式。背景は白など単色になります。
  • SVG/EPS/PDF:拡大・縮小しても画質が劣化しないベクター形式。名刺やチラシなどの印刷物、看板などに必須。

必要なファイル形式が含まれているプランを選択し、データを保存すれば、あなただけのオリジナルロゴの完成です。

AIロゴ作成で後悔しないための3つの注意点

AIロゴ作成ツールは非常に便利ですが、その手軽さゆえに注意すべき点も存在します。特に、ビジネスでロゴを長期的に使用する場合、法的な問題やブランディング上の課題を避けるための知識が不可欠です。ここでは、AIでロゴを作成する際に後悔しないために、必ず押さえておきたい3つの注意点を解説します。

著作権・商標権侵害のリスクを理解する

AIは膨大な既存のデザインを学習してロゴを生成するため、意図せず既存のロゴやデザインと類似してしまう可能性がゼロではありません。これが他社の著作権や商標権を侵害してしまうリスクにつながることがあります。多くのAIツールは、生成されたデザインに関する法的な保証まではしてくれません。

特に、作成したロゴを商標登録したいと考えている場合は注意が必要です。AIが生成したデザインは、オリジナリティや創作性の観点から登録が認められない可能性があります。ビジネスの根幹に関わるロゴについては、最終的に専門家(弁理士など)に相談することも検討しましょう。

オリジナリティが不足し、他社デザインと類似する可能性

多くのユーザーが同じAIツールを使い、似たようなキーワードやスタイルを選択すると、生成されるロゴデザインが似通ってしまうことがあります。テンプレートを少し変更しただけのデザインでは、他社との差別化を図ることが難しく、ブランドの独自性を確立できない恐れがあります。

この問題を避けるためには、AIが生成したデザインをそのまま使うのではなく、必ずカスタマイズ機能を活用して、フォント、色、レイアウトなどに手を加え、自分たちらしさを表現することが重要です。AIをアイデアの出発点として捉え、最終的には人間の創造性を加える意識が大切です。

無料プランの機能制限(解像度・ファイル形式など)を確認する

「無料」という言葉は魅力的ですが、多くのAIロゴ作成ツールの無料プランには機能制限があります。よくあるのが、ダウンロードできるロゴの解像度が低い、背景が透過されていない、商用利用が許可されていないといったケースです。

特に、名刺やパンフレットなどの印刷物に使いたい場合、低解像度のロゴでは画像が粗く、使い物になりません。また、ビジネス利用に不可欠なベクター形式(SVG、EPSなど)のファイルは、ほとんどの場合、有料プランでしか提供されません。ロゴを作成する前に、無料プランでどこまでできるのか、自分の目的に合ったファイル形式を得るにはどのプランが必要なのかを、必ず確認するようにしましょう。

ロゴ作成AIに関するよくある質問

AIでのロゴ作成は比較的新しい分野のため、多くの方が疑問や不安を抱えています。ここでは、特に多く寄せられる質問について、AIキャンパス編集部が分かりやすくお答えします。

Q. AIで作成したロゴは本当に安全に商用利用できますか?

A. 多くのAIロゴ作成ツールでは、有料プランを購入することで商用利用権が付与されます。しかし、「安全か」という点では注意が必要です。前述の通り、AIが生成したデザインが偶然、既存のロゴと似てしまい、他社の商標権などを侵害するリスクはゼロではありません。

ツール提供者は通常、生成されたロゴの独自性を法的に保証するものではありません。最終的な利用判断はユーザーの自己責任となります。安心して事業を展開するためには、ロゴを使用する前に、同じ業界で類似のデザインがないか、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)などで簡易的な調査を行うことをおすすめします。

Q. 日本語のフォントに対応しているおすすめツールは?

A. 日本語のロゴを作成する場合、日本語フォントの豊富さは非常に重要です。海外製のツールでは日本語に対応していなかったり、対応していてもフォントの種類が少なかったりすることがあります。

日本語フォントを重視するなら、「Canva」や「Adobe Express」が特におすすめです。これらのツールは、デザイン性の高い多種多様な日本語フォントを揃えており、ブランドイメージに合ったタイポグラフィを実現しやすいでしょう。また、日本市場向けに開発された「Sologo」なども良い選択肢です。

Q. AIが作ったロゴとデザイナーが作ったロゴの最も大きな違いは何ですか?

A. 最も大きな違いは、「背景にある戦略的な思考とコミュニケーションの深さ」です。AIは、入力されたキーワードやスタイルに基づいて、デザインパターンを高速で生成することに長けています。これは「速さ」「安さ」「提案数」において大きなメリットです。

一方、プロのデザイナーは、事業内容やビジョン、ターゲット顧客、競合との関係性などを深くヒアリングし、ブランドの物語や哲学をロゴという形に落とし込みます。そこには、なぜその色なのか、なぜその形なのかという明確な意図と戦略が存在します。また、修正や展開に関する柔軟なコミュニケーションもデザイナーならではの価値です。

まとめ:AIを賢く活用して、ビジネスを加速させるロゴを作成しよう

本記事では、2025年最新のAIロゴ作成ツールと、その活用法について詳しく解説しました。AI技術の進化により、今や誰でも、時間とコストをかけずにプロ品質のロゴを作成できる時代になっています。

AIロゴ作成ツールは、デザイン知識がなくても高品質なロゴが作れ、豊富なデザイン案から選べるなど、多くのメリットがあります。一方で、商用利用の規約確認や、著作権、オリジナリティといった注意点も存在します。これらのメリットと注意点を正しく理解し、今回ご紹介した選び方のポイントを参考に、あなたに最適なツールを見つけてください。

AIはデザイナーの仕事を奪うものではなく、創造性をサポートする強力なパートナーです。AIを賢く活用し、あなたのビジネスの顔となる素敵なロゴを作成して、事業をさらに加速させていきましょう。

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